Smooth’n casual 「A living fossil」

「A living fossil」 生きる化石

 

 サーフィンブームとは、一線を画すスタイルとは?

半世紀の間に、いろいろなブームが起こり、そして去っていった。

時代の移り変わりの早さには驚かされる。

日本でサーフィンが楽しまれるようになって50年の月日が流れた。

サーフィンから派生して、サイドウォークサーフィンと呼ばれるスケートボードが生まれた。

山ではスノーサーフィンと呼ばれる、スノーボードも産声をあげた。

サーフィンは、すべてのボードスポーツのルーツなのである。

ここではロングボードサーフィンの簡単な歴史について解説してみよう。

1960年代のロングボード黄金期を支えたのが、量産を可能にしたポリエスター製のサーフボードだ。

当時のファッションや音楽シーンも巻き込み大きなサーフィンブームを巻き起こしていく。

しかし驕れる物は久しからず、ロングボードは1967年に、1度この世から姿を消すこととなる。

それが「ショートボードレボリューション」である。

その後、サーフボードは小型化の一途をたどる。

そして、サーフィンは若者達の気持ちを確実に掴み、進化を続けることとなる。

80年代後半には、サーフボードの小型化はますます進み、鍛え上げられた若者専用の道具となっていった。

しかし、進化し過ぎた道具でのサーフィンは、アウトオブシェイプなオールドタイマーや初心者には難しすぎた。

そのような背景により、ロングボードは、復活をはたすのである。

復活をとげたロングボードサーフィンは、再び世界中の老若男女にサーフィンの楽しさを広める事となる。

いつのまにかに、時代は流れて日本でもロングボードリバイバルから25年の歳月がすぎていた。

2016年、ロングボードサーフィンは専門誌の休刊と、専門誌出版社の倒産が象徴する暗黒時代が到来した。

それは80年代後半に起こったロングボードリバイバルブームの終息を告げることになる。

本来のロングボードサーフィンは、シンプルなスタイルのサーフィン。

ワックス、シングルフィンサーフボード、トランクスとウエットスーツ。

リーシュはつけない。

そして、ノーテキストブック、ノースクール。

動くと表現される、現在のサーフィンの対局にあるコントロールされた美しさ。

近代サーフィンとは一線を画す普遍性。

ブームやトレンドではない、リアルなサーフィンスタイル。

それが本当のロングボードサーフィンのスタイルなのだ。

こんな時代だからこそ、新しいムーブメントが芽生え始めている。

ベストなサーフボードはなんなのか?

その日のコンディションにあったサーフボードを使い、 1番の笑顔で1日を終えられた人がベストなサーファーだ。

皆が忘れてしまった、唇が紫色になるまで遊んだ、子供の頃に、もう一度戻れるチャンスなのかもしれない。

純粋な「楽しさ」「気持ち良さ」そして「格好良さ」を取り戻そう!

Text by JUN IKEDA


PRODUCER JUN IKEDA

DIRECTOR JUN IKEDA

DIRECTOR OF PHOTOGRAPHY JUN IKEDA

AN ANIMATED CARTOON & COVER MIE ISHII

surfers

KENJI MIYAUCHI

SEITARO NAKAMURA

SHiNSUKE ENOMOTO

YUZURU SHINJO

MASAHITO KOBAYASHI

gatheroom

gatheroom(ギャザールーム)は、ただ物を販売するお店としてでなく、 作ってる人の気持ち、販売している人の気持ち、買ってくれた人の気持ち、 届けてくれる人の気持ち。の優しさや良い気分をギャザーのひだのように寄せ集めて、 温かさのある部屋のようなお店作りがしたい。という想いからつけた名前です。 プリーツのような規則性はなく、自然と集まる、集まった感覚をとても大切にしています。

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